USBポートに磁石がシンデレラフィットして取れなくなった!実話と解決方法まとめ

USBポートに異物の磁石が挟まった!
「レンタルPCのUSBポートに磁石がすっぽり入り込んで取れなくなった」――そんな嘘みたいなトラブルに直面しました。結果的には学校の先生が簡単に取り出してくれて解決しましたが、その過程で学んだこと、やってはいけないこと、そして今後同じことで悩む人へのアドバイスをまとめます。今回挟まったのはこちらです。
USBポートに異物が挟まった! 磁石付消しゴムの磁石この磁石部分(画像でいうとシルバー部分、これが外れるとやばいのです)がちょうど、USBポートの穴にスポッとシンデレラフィットするのです!!

実際にハマった映像がこちら。

 

USBポートに異物の磁石が挟まった!

USBポートに異物の磁石が挟まった!シンデレラフィット。

USBポートにジャストサイズで挟まった異物

USBポート端子の下側のスペースにすっぽりとジャストフィットでハマりこんだ磁石。両端を画鋲で少しずつずらして取り出そうとするも、結局磁力で奥の方へ押し込まれる。

まさかの事件発生:USBポートに磁石がスポッ!

ある日、子どもが学校から借りてきたパソコンを使っているときのこと。机の上には普段どおり、筆箱や消しゴムが散らばっていました。その中にあったのが「磁石付き消しゴム」。黒板やホワイトボードに貼り付けられる便利グッズですね。

ところが事件は突然起こりました。気がつくと、その小さな磁石がパソコンのUSBポートにシンデレラフィットしていたのです。奥行きはわずか5ミリ程度。外から見ても「元々USBポートにそういう部品があったのでは?」と思えるくらいピッタリとはまり込んでいました。

最初は「細いピンセットでつまめばすぐ取れるだろう」と軽く考えました。しかし実際には端子の奥に入り込み、外からはほとんど隙間が見えません。眼鏡用のマイナスドライバーで両端をずらすようにしたくて突っついてみても、出ては引っ込むの繰り返し。まるでポートが磁石を飲み込んだかのようでした。

頭をよぎった奇抜なアイデアたち

人間、追い詰められると奇抜なアイデアを思いつくものです。私の頭をよぎったのは次のような方法でした。

  • 業務用の超強力磁石を外から当てて引き寄せる
  • NASAや国立研究所の技術に頼んで超強力な磁場で吸い出してもらう(非現実的!)
  • 高反発マットを敷いてパソコンを高所から落とし、重力の衝撃で抜き取る(仮に抜きされても、PC本体が壊れる未来しか見えない)
  • 磁力を熱で無効化する(PCも同時に死亡確定)

こう書くと笑い話ですが、そのときは本気で「国家レベルの技術が必要ではないか」と考えてしまったほどです。それほどまでにUSBポートの奥で磁石がガッチリ居座っていたのです。

冷静になって分かった「やってはいけないこと」

調べたり考えたりするうちに、次のことは絶対にやってはいけないと分かりました。

  • 落下・衝撃で外す — パソコン全体が壊れるリスクが極めて高い。
  • 加熱で磁力を消す — 磁石は無力化できても、パソコンの方が先に壊れる。
  • 接着剤や瞬間接着剤で貼り付けて引っ張る — もし内部で固まったら二度と取れない。
  • 端子を突っつきすぎる — USBのピンは非常に繊細で、曲がるとポートごと交換が必要になる。

つまり素人が力技でどうこうしようとするのはかえって危険。レンタル品ならなおさら、自分で壊したと見なされて弁償問題に発展する可能性もあります。

学校に相談したら一瞬で解決!

結局のところ、私の妻は学校に正直に事情を説明しました。するとどうでしょう。先生は落ち着いた様子で端末を預かり、その数分後には「取れましたよ」と返してくれたそうです。まさに拍子抜け。

どうやって取り出したのかは詳しく聞かなかったそうですが、考えられるのは次のいずれかでしょう。

  • パソコンを分解してUSBポートごと外し、中から磁石を取り出す
  • 専用の工具(真空ピックアップや極細フック)でつまみ出す
  • 外側からさらに強力な磁石を当てて、位置をずらしながら抜く
  • USBの幅に合う平べったい金属(例えば金属の薄いブックマーカー)を奥まで差し込んで一気に引き抜く!摩擦作用で抜き去る。

いずれにしても専門知識と工具があれば「一瞬で」取り除けるということがよく分かりました。

 

同じトラブルに遭遇したらどうすべきか?

今回の経験から、同じようなトラブルに遭遇した人におすすめする対応順序は次の通りです。

  1. レンタル元(学校や業者)にまず相談する
    → 余計なことをして壊すより、プロに任せる方が安全かつ安上がり。
  2. 修理店に持ち込む
    → 自費の場合、数千円〜数万円で対応してくれる可能性が高い。
  3. 自宅で試すのは最終手段
    → ネオジム磁石を外側から当てる、極薄の粘着テープを差し込む、軽く傾けて振動させるなど。ただし成功率は低くリスクは高い。

特にレンタル品の場合は、「自分で壊してしまった」となるリスクを避けるために、素直に申告するのが最善です。

再発防止のためにできること

同じ失敗を繰り返さないためには、子どもと一緒に次のルールを共有するのがおすすめです。

  • 磁石付きの道具・玩具や小物はパソコンやタブレットに近づけない。
  • USBポートやイヤホンジャックに「何かを入れて遊ぶ」のは厳禁と教える。
  • トラブルが起きたら、まず電源を切って大人に報告する。

シンプルですが、この3つを徹底するだけで多くの事故は防げます。(今回、幸いにして電源が入っていなかったため故障は免れましたが、もしこれが電源が入っているとおそらくUSBポート内でこの異物金属が原因で回路がショートを起こし故障に至っていたと思われます)

まとめ

USBポートに磁石がシンデレラフィットして抜けなくなる――そんな漫画みたいな事件が本当に起きました。私は最初、NASAレベルの技術が必要なのではと本気で悩みましたが、結局は学校に相談したら簡単に解決してしまいました。

今回の教訓はシンプルです。

  • 素人が力技でどうにかしようとすると危険
  • レンタル端末はまず学校や業者に相談するのが最善
  • 磁石付きの小物はパソコンから遠ざける

この記事が、同じように「USBポートに異物が詰まった!」と悩む人の助けになれば幸いです。

この記事は実体験を元に執筆しました。同じようなトラブルを経験された方がいれば、ぜひコメント欄で共有してください。再発防止のヒントになるかもしれません。
著者
古見遊 正

流通業で働きながら、2005年からWindowsを使い続けている80年代生まれのサラリーマン。ExcelとPowerPointを極め、仕事の効率化を追求中。苦手だったWordも克服中!Excelを使いこなせるだけで周囲から『神扱い』されるけれど、そのせいで『システムに詳しい人』だと勘違いされがち。でも、それが新しい知識を得るきっかけになった。そんな経験を活かして、Excel・PowerPoint・Word・Windowsの時短ワザ&仕事術を発信中!

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