
🚨 今まさに音声が鳴っている方へ【最優先行動】
絶対にやってはいけないこと:
- 画面に表示された電話番号に電話をかける → 詐欺グループに直結
- 「修復」「スキャン」などのボタンをクリック → マルウェアのダウンロードに誘導
- 遠隔操作ソフトのインストール → 即座にPCが乗っ取られます
今すぐやるべき3ステップ(所要時間:1分):
- 音量を下げる(落ち着くため)
- ブラウザ/警告画面を閉じる(Alt + F4 または右上の×)
- PCを再起動する(閉じられない場合)
この対処で95%以上のケースは解決します。
出典: IPA(情報処理推進機構)サポート詐欺注意喚起
パソコンがしゃべる=ウイルス感染?【結論】

答え: 90%以上は「ウイルス感染」ではなく「サポート詐欺(偽警告)」です。
パソコンが突然「ウイルスに感染しました」「今すぐ電話してください」などと音声でしゃべり出した場合、実際にウイルスに感染しているケースは極めて稀です。
最も多いのは、Webページ上で表示される偽の警告画面(サポート詐欺)です。これは詐欺グループが作成した悪質なページで、不安を煽って電話をかけさせ、遠隔操作や金銭を要求する手口です。
💡 重要ポイント: 本物のセキュリティソフトやWindowsは、音声で警告することはありません。音声が流れた時点でほぼ100%偽物です。
出典: Internet Watch「サポート詐欺の実態」
今すぐやるべき対処法【最短1分の緊急手順】
手順1: 絶対に「表示された電話番号」に電話しない
画面に出てくる「Microsoftサポート」「Windowsサポート」などの電話番号は、詐欺グループが用意した連絡先です。
⚠️ IPA(情報処理推進機構)の警告:
「電話をかけた時点から被害が始まる」と明記されています。電話すると遠隔操作ソフトのインストールを指示され、最終的に数万円〜数十万円の請求につながります。
出典: IPA サポート詐欺注意喚起
手順2: まずは「音を消す」(落ち着くため)
詐欺ページは不安を煽るために大音量の警告音や音声を流します。まずPCの音量を下げてください。
音を消しても被害は拡大しません。被害の本質は「電話」「遠隔操作」「支払い」であり、音声自体には害はありません。
手順3: フルスクリーン解除 → ブラウザを閉じる
最も効果的な対処法は「ブラウザを閉じる」ことです。偽警告はブラウザ上で動いているだけなので、閉じれば基本的に収束します。
ブラウザの閉じ方(3つの方法):
- Alt + F4キーを同時押し(最も確実)
- 画面右上の×ボタンをクリック
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、ブラウザをタスクの終了
手順4: ブラウザが閉じられない場合 → オフラインで再起動
警告画面が「閉じられない」「何度クリックしても反応しない」場合でも、PCが乗っ取られたわけではありません。
推奨手順:
- Wi-Fiをオフにする(またはLANケーブルを抜く)
- PCを再起動する
- 再起動後、ブラウザを開かずに閲覧履歴・キャッシュを削除
この方法で解消した実例が報告されています。
出典: Microsoft Q&A コミュニティ
手順5: 繰り返し出る場合 → 閲覧データ削除 + 通知設定の見直し
同じ偽警告が何度も表示される場合、以下を確認してください:
【Chrome/Edgeの場合】
- 設定 → プライバシーとセキュリティ → 閲覧履歴データの削除
- 「キャッシュされた画像とファイル」「Cookie」にチェック → 削除
- 設定 → サイトの設定 → 通知 → 怪しいサイトをブロック
出典: トレンドマイクロ ヘルプセンター
「パソコンがしゃべる」3つの正体を見分ける
パターン①: Webの偽警告(サポート詐欺)【最頻出90%】
こんな症状が出たら100%これ:
- Web閲覧中に突然フルスクリーン表示
- 「ウイルスに感染しました」「システムが破損しています」と音声
- 「今すぐ電話してください」と電話番号が表示
- Microsoftロゴや公式っぽいデザイン
- 警告音やカウントダウンタイマー
対処法: 上記の「手順3」でブラウザを閉じるだけでOK
パターン②: Windowsの読み上げ機能(ナレーター)【5%】
こんな症状が出たらこれ:
- 画面上の文字や操作内容を読み上げている
- 「電話して」などの誘導はない
- PCを起動するたびに音声が流れる
- マウスを動かすと「ボタン」「リンク」などと読み上げる
対処法: Windowsキー + Ctrl + Enter を同時押し → ナレーター機能がオフになります
これは視覚障害のある方向けのアクセシビリティ機能で、ウイルスではありません。誤操作でオンになることがあります。
パターン③: ブラウザ通知・拡張機能・広告【5%】
こんな症状が出たらこれ:
- 画面右下から小さな通知ポップアップが表示
- 定期的に警告が繰り返される
- ブラウザを閉じても通知が出る
対処法: ブラウザの設定 → 通知 → 怪しいサイトの通知許可を削除
一部の悪質なサイトは「通知を許可」するボタンを巧妙に配置し、ユーザーに許可させて継続的に偽警告を表示します。
出典: IPA「偽のセキュリティ警告」
もし「電話してしまった」「遠隔操作を許してしまった」場合
⚠️ 被害拡大防止が最優先です
すでに電話してしまった場合でも、今すぐ行動すれば被害を最小限に抑えられます。
即座にやるべきこと(5分以内)
- インターネット接続を切断
- Wi-Fiをオフ、またはLANケーブルを抜く
- 遠隔操作を物理的に遮断
- 遠隔操作ソフトをアンインストール
- 代表的なソフト: TeamViewer, AnyDesk, Chrome Remote Desktop
- Windowsの「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」から削除
- クレジットカードで支払った場合
- 即座にカード会社に連絡し、カードを停止
- 「不正利用の可能性」として報告
- 多くの場合、早期対応で返金される可能性があります
- 電子マネー・ギフトカードで支払った場合
- カード番号を伝えた時点で使われている可能性が高い
- すぐに発行会社に連絡(返金は難しいが記録として重要)
その後の対処(当日中)
- パスワードの変更
- 銀行、クレジットカード、メールなど重要なアカウント
- 別の安全なデバイス(スマホなど)から変更
- 相談窓口に連絡
- 消費生活センター: 188(いやや)
- 警察相談専用電話: #9110
- IPA 情報セキュリティ安心相談窓口
- PCの復元(オプション)
- Windowsの「システムの復元」で数日前の状態に戻す
- 完全にクリーンにしたい場合は初期化も検討
💡 重要: 遠隔操作を許してしまった場合、相手はPCに保存されているパスワード、個人情報、ファイルにアクセスできた可能性があります。早期の対応が被害を大きく左右します。
よくある質問と回答【不安を解消】
Q1. 「しゃべる=ウイルス感染」なんですか?
A. いいえ、違います。90%以上はWeb上の偽警告(サポート詐欺)です。
本物のウイルス対策ソフトやWindowsが音声で警告することはありません。音声が流れた時点でほぼ確実に偽物です。
実際のマルウェア感染では、静かにバックグラウンドで動作し、派手な警告は出しません。詐欺グループは「不安を煽って冷静な判断を奪う」ために音声を使います。
Q2. 画面が閉じられず、音声が止まりません
A. Alt + F4またはタスクマネージャーでブラウザを強制終了してください。
それでも閉じられない場合:
- Wi-Fiをオフにする(またはLANケーブルを抜く)
- PCを再起動する
- 再起動後、ブラウザを開かずに履歴・キャッシュを削除
この方法で解消した実例が報告されています(Microsoft Q&Aコミュニティ)。
Q3. ブラウザを閉じてもまた同じ警告が出ます
A. 以下の2つを確認してください:
① 閲覧データ(キャッシュ)の削除
- Chrome/Edge: 設定 → プライバシーとセキュリティ → 閲覧履歴データの削除
- 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック → 削除
② ブラウザの通知設定を確認
- 設定 → サイトの設定 → 通知
- 見覚えのないサイトの通知許可を削除
トレンドマイクロも「繰り返し表示される場合はキャッシュ削除と設定見直し」を推奨しています。
Q4. セキュリティソフトは入れていますが大丈夫ですか?
A. セキュリティソフトだけでは偽警告は防げません。
偽警告は「Webページの表示」なので、技術的にはウイルスではありません。そのため、多くのセキュリティソフトは検出できません。
最も重要な防御策は「電話しない」という知識です。セキュリティソフトは補助として有効ですが、最終的な判断は人間が行う必要があります。
Q5. 本当にウイルスに感染しているか確認する方法は?
A. 信頼できるセキュリティソフトでフルスキャンを実行してください。
推奨される無料スキャンツール:
- Microsoft Defender(Windows標準)のフルスキャン
- Malwarebytes Free(マルウェア専門)
- カスペルスキー無料版
重要: 偽警告画面の「スキャン」ボタンは絶対に押さないでください。本物のセキュリティソフトは自分でインストールしたものだけです。
再発防止策【同じ被害に遭わないために】
一度偽警告を経験すると、「次は冷静に対処できる」と思いがちですが、詐欺の手口は日々巧妙化しています。習慣化できる予防策を身につけましょう。
予防策① 「今すぐ電話」は100%疑う
覚えておくべき鉄則:
- MicrosoftやAppleは絶対に電話番号を画面表示しません
- 本物のセキュリティ警告に音声はありません
- 「今すぐ」「緊急」「すぐに電話」は詐欺の常套句
IPAは「今すぐ電話して」は偽物と断定し、絶対に電話しないよう注意喚起しています。
予防策② 怪しいサイトで「通知を許可」しない
多くの偽警告サイトは、最初に「通知を許可してください」というポップアップを表示します。
⚠️ こんなサイトでは絶対に許可しない:
- 動画サイト(違法アップロード系)
- 無料ソフトのダウンロードサイト
- 「クリックして続行」を何度も要求するサイト
- 見たことのない海外サイト
許可してしまった場合は、ブラウザの設定から該当サイトの通知を削除してください。
予防策③ セキュリティソフト・OS・ブラウザを最新に保つ
偽警告そのものはWeb上の表示ですが、古い環境では別のセキュリティリスクも高まります。
定期的に確認すべき項目:
- Windows Update(月1回は確認)
- ブラウザの更新(Chrome, Edge, Firefoxなど)
- セキュリティソフトの定義ファイル(自動更新を有効に)
出典: 国民生活センター「偽警告対策」
予防策④ 家族や周囲の人にも共有する
特に高齢者や、PCに詳しくない方は被害に遭いやすい傾向があります。
- この記事のURLを家族のLINEグループで共有
- 「画面に電話番号が出ても絶対に電話しない」と伝える
- もし困ったら、すぐに相談してもらう体制を作る
まとめ:パソコンが急にしゃべっても慌てない
この記事の重要ポイント:
- 音声警告 = 90%以上が偽物(サポート詐欺)
- 絶対に電話しない・ボタンを押さない
- ブラウザを閉じれば95%解決(Alt + F4)
- 閉じられない場合はオフラインで再起動
- 電話してしまった場合は即座にネット切断 + 相談窓口へ
最も大切なこと: 偽警告は「不安と焦り」を狙っています。一呼吸おいて、この記事を思い出してください。
困ったときの相談窓口
公的相談窓口
- 消費生活センター: 188(いやや) – 最寄りのセンターにつながります
- 警察相談専用電話: #9110 – 詐欺被害の相談
- IPA 情報セキュリティ安心相談窓口:
- メール: anshin@ipa.go.jp
- 電話: 03-5978-7509(平日10:00-12:00, 13:30-17:00)
参考リンク(公的・専門機関)
- IPA:パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意
対処法・閉じ方・遠隔操作された場合まで詳しく解説 - Internet Watch:突然の警告画面と音声=サポート詐欺の解説
事例・仕組みが具体的に分かる - 国民生活センター:警告音が鳴り電話するよう表示される相談
支払い後の相談導線も記載 - トレンドマイクロ:ウイルス感染警告画面(偽警告)への対処
閉じ方・キャッシュ削除など実践的 - Microsoft Q&A:突然音声が繰り返されるケースの対処例
オフライン再起動→詐欺ページを閉じる方法












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