【2025年最新版】Internet Explorer(IEモード)で開く方法 -インターネットエクスプローラーで再読み込みする がEdgeから消えた、表示されない

🔔 2025年11月時点の最新情報:EdgeやWindowsの更新後にIEモードが突然使えなくなるケース(インターネットエクスプローラーで再読み込みする が消えている)が引き続き報告されています。特に2025年のアップデートでは、「Internet Explorerモードで再読み込みする」のメニュー項目自体が削除されています。本記事では確実に動作する最新の対処法をご紹介します。

結論、下記の図を参考にしていただくと一発で解決します。
[ブラウザーEdgeの画面の右端の「…」から設定スタート]
Edgeでインターネットエクスプローラー(IE)モードで開く方法

 

📢 なお、この記事の文末には、社内でこの情報を共有するためのメール文面テンプレートを用意しています。そのままコピーして周知メールとしてご活用ください。 

インターネットエクスプローラーモードが消えたら仕事にならない!

「古い業務システムがEdgeで動かない」「電子申請サイトがIE専用」といった問題は、2025年現在でも多くの企業や個人が直面している課題です。

Microsoftは2022年6月にInternet Explorer 11のサポートを終了しましたが、EdgeのIEモードは2029年までサポートされています。つまり、正しい方法を知っていれば、まだ5年以上は安心して使えるのです。

最も簡単で確実な方法:EdgeのIEモードを有効化する【2025年最新・推奨】

2025年11月時点で、最も確実に動作するのは以下の基本設定です。メニューからの操作は廃止されましたが、設定による有効化は健在です。

IEモードを許可する(最重要手順)

  1. Microsoft Edgeを開く
  2. 右上の「」(3点メニュー)→「設定」をクリック
  3. 左メニューから「既定のブラウザー」を選択
  4. 「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を探す
  5. ドロップダウンを「既定」⇒「許可」に変更
  6. 「再起動」ボタンを必ずクリック
  7. 「ページの追加」⇒ インターネットエクスプローラーモードで表示したいURLをコピペ、追加ボタンをクリック、edgeを閉じてまた開く

これで次回からインターネットエクスプローラーモードで開くはずです。※30日後に再設定の必要があります。

💡 時短テクニックアドレスバーに「edge://settings/defaultbrowser」と入力すれば、設定画面に直接ジャンプできます。

 

以下、過去まで使えていた方法を参考までに

設定後のIEモード利用方法

上記の設定を完了すると、以下の方法でIEモードを利用できます:

方法1:ツールバーのIEボタンを使う(最も推奨)

設定が完了すると、アドレスバー近くに「e」マーク(IEアイコン)が表示されます。

  1. IEで開きたいページを表示
  2. アドレスバー近くの「e」アイコンをクリック
  3. 「Internet Explorerモードで再読み込みする」を選択
  4. 次回、このページをInternet Explorerモードで開く」にチェック
  5. 「完了」をクリック

これで次回から自動的にIEモードで開くようになります(30日間有効)。

⚠️ 2025年11月の重要な変更点右上の「…」メニュー内にあった「Internet Explorerモードで再読み込みする」という項目は、2025年のEdgeアップデートで削除されました。

 

方法2:IEボタンが表示されない場合

ツールバーにIEボタンが表示されない場合は、手動で表示させる必要があります:

  1. Edgeの「設定」→「外観」を開く
  2. 下にスクロールして「ツールバー」セクションを探す
  3. 「Internet Explorerモード(IEモード)ボタン」のスイッチをオンにする

トラブル解決:IEモードが表示されない・消えた場合

「設定したはずなのに使えない」というトラブルが最も多いです。以下を順番に試してください。

対処法1:ツールバーボタンを表示させる

2024年以降、EdgeのアップデートでIEボタンが非表示になるケースが増えています。

  1. Edgeの「設定」→「外観」を開く
  2. 下にスクロールして「ツールバー」セクションを探す
  3. 「Internet Explorerモード(IEモード)ボタン」のスイッチをオンにする

対処法2:Edgeを最新版に更新する

  1. 「…」メニュー→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」
  2. 自動的に更新がチェックされ、最新版がインストールされる
  3. インストール後、必ず再起動

対処法3:Windows Updateを実行する

  1. 「設定」→「Windows Update」を開く
  2. 「更新プログラムのチェック」をクリック
  3. 保留中の更新があればインストールして再起動

⚠️ 注意Windows Updateの実行後、逆にIEモード設定が解除される場合があります。その場合は再度「許可」設定を行ってください。

 

対処法4:IEモードの有効期限を確認する

IEモードで登録したページには30日間の有効期限があります。

  1. アドレスバーに「edge://settings/defaultbrowser」と入力
  2. 「Internet Explorerモードページ」セクションを探す
  3. 登録済みページの一覧と有効期限を確認
  4. 期限切れのページは再度IEモードで開いて更新

裏技:Windows 11で独立したIEウィンドウを開く方法

EdgeのIEモードではなく、独立したInternet Explorerのウィンドウを開きたい場合の方法です。

⚠️ セキュリティ警告この方法はサポート終了済みのIE11を起動するため、セキュリティリスクがあります。緊急時のみ使用し、機密情報の入力は避けてください。

 

方法:インターネットオプション経由で起動する

  1. Windowsキー + Rを押す
  2. inetcpl.cpl」と入力してEnter
  3. 「インターネットのプロパティ」が開く
  4. プログラム」タブをクリック
  5. アドオンの管理」ボタンをクリック
  6. 開いたウィンドウの下部「ツールバーと拡張機能」というラベルをクリック
  7. Internet Explorerが起動

💡 仕組みこの方法は、Windows内部に残存しているIEコンポーネントを合法的に呼び出す技です。ただし、Windows 11の最新版では動作しない可能性もあります。

企業・組織での確実な運用方法

業務システムでIEが必須の場合、個人設定だけでは不十分です。IT部門による組織的な対応が必要です。

推奨される企業対応

1. サイトリストで自動化する

グループポリシーとXMLファイルを使用して、特定のURLを常にIEモードで開くよう設定できます。ユーザーが個別に設定する必要がなく、有効期限も発生しません。

2. ユーザーマニュアルを整備する

社員向けにわかりやすいマニュアルを作成し、ヘルプデスクのサポート体制を整えましょう。

3. 2029年までの移行計画を策定する

IEモードのサポートは2029年までです。それまでに以下を計画してください:

  • IE依存の業務システムの洗い出し
  • 最新ブラウザ対応へのシステム改修
  • SaaS・クラウドサービスへの移行検討
  • 段階的な更新スケジュール作成

よくある質問(FAQ)

Q1:「許可」の選択肢が表示されません

A:以下を確認してください:

  • Edgeが最新版になっているか
  • 企業PCの場合、グループポリシーで制限されていないか(IT管理者に確認)
  • Windows Editionの制限(一部のHomeエディションで制限される場合あり)

Q2:IEモードで開いても正常に動作しません

A:EdgeのIEモードは完全なIE11ではなく、一部の機能に制限があります:

  • ActiveXコントロール:一部のコントロールは動作しない可能性
  • 古いJavaアプレット:サポートされていません
  • 特定のプラグイン:動作保証がありません

どうしても必要な場合は、インターネットオプション経由で独立したIEを起動する裏技を試してください。

Q3:30日ごとに設定が消えるのを防げますか?

A:個人利用の場合、30日の有効期限は仕様です。期限前に該当ページを再度IEモードで開いて更新してください。企業環境では、サイトリストXMLファイルとグループポリシーで恒久設定が可能です。

Q4:Windows Updateのたびに設定が消えます

A:これは既知の問題です。アップデート後は必ず以下を確認してください:

  • 「許可」設定が維持されているか
  • ツールバーボタンが表示されているか
  • 登録済みサイトのリストが消えていないか

まとめ:2025年以降もIEを安全に使い続けるために

状況別おすすめ方法

利用状況おすすめ方法難易度
たまにIEが必要EdgeのIEモード(基本設定)★☆☆
業務で頻繁に使用IEモード + ツールバーボタン表示★★☆
特定システムで必須サイトリスト登録で自動化★★☆
独立したIEが必要インターネットオプション経由★★★
企業全体で対応グループポリシー + サイトリスト★★★

重要な3つのポイント

  1. EdgeのIEモードが最も安全で推奨される方法です
  2. アップデート後は必ず設定を再確認してください
  3. 2029年までにシステム移行を計画しましょう

🔒 セキュリティについてInternet Explorerは2022年にサポート終了しており、セキュリティリスクがあります。可能な限り以下を守りましょう:

  • IEモードの使用は必要最小限に
  • 独立したIEの起動は緊急時のみ
  • 機密情報の入力は避ける
  • セキュリティソフトを最新に保つ
  • 早急にシステムの移行を計画する

さいごに

EdgeやWindows Updateで突然IEモードが使えなくなっても、本記事の方法で必ず対処できます。ブックマークして、困った時にご活用ください。

IEモードのサポートは2029年まで続きますが、それまでに確実にシステム移行を完了させることをおすすめします。技術の進歩に合わせて、より安全で快適なブラウジング環境を整えていきましょう。

 

 

📨 社内告知用メールテンプレート

以下の文面をコピーして、社内への周知にご利用ください。

 

件名:【重要】EdgeのIEモードが消えた場合の対処法(社内共有)

各位

お疲れ様です。
Microsoft Edgeの最新版で「Internet Explorer モード」が一部のPCで表示されなくなる事象が確認されています。
業務システムの一部でIEモードを使用している場合、再設定が必要となる可能性があります。

対処方法・設定手順を以下の記事にまとめていますので、該当者は確認のうえ対応をお願いします。

▼ 設定手順・詳細解説はこちら  
https://officehacklabs.com/open-internet-explorer
~Internet Explorerで開く方法 -インターネットエクスプローラーで再読み込みする が消えた!~

※再設定は管理者権限が必要な場合があります。ご不明点はお問い合わせください。

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以上

著者
古見遊 正

流通業で働きながら、2005年からWindowsを使い続けている80年代生まれのサラリーマン。ExcelとPowerPointを極め、仕事の効率化を追求中。苦手だったWordも克服中!Excelを使いこなせるだけで周囲から『神扱い』されるけれど、そのせいで『システムに詳しい人』だと勘違いされがち。でも、それが新しい知識を得るきっかけになった。そんな経験を活かして、Excel・PowerPoint・Word・Windowsの時短ワザ&仕事術を発信中!

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