
文書作成や資料作成をしていると、「横棒」の読み方や正しい使い方に迷うことはありませんか?
ハイフン、マイナス、ダッシュ、音引き(おんびき)など、呼び方はさまざまで、文字の長さや形によって意味も変わります。ここでは、WordやExcel、PowerPointなどでよく使う「ー」「─」「━」「‐」といった横棒の読み方・変換方法・使い分けを分かりやすく解説します。
横棒「ー」の正式名称と読み方
横棒「ー」は、正しくは 長音符(長音記号・伸ばし棒・音引き) と呼ばれます。
例えば「スーパー」「メール」といった言葉の母音を伸ばす際に使われる記号です。
日常的には「伸ばし棒」と呼ぶのが一番わかりやすいでしょう。

「─」「━」「‐」の違いと変換方法
- 「─」:細い横棒。Wordで「横」と入力して変換すると出ます。
- 「━」:太めの横棒。「横棒」と入力して変換可能。装飾や強調に使われることが多いです。
- 「‐」:ハイフン。英単語のつなぎに使用(例:well-being)。
また、「ダッシュ」と入力して変換すると「─」が出てきます。
「―」の使い方と意味
少し長い横棒「―」は文章中で幅広く使われます。
- 引用:「少年よ大志を抱け ― クラーク博士」
- 心情表現:「はい、わかりました」― そう答えたが心では…
- 会話の区切り:「ま、まさか ―」
- 説明句:「彼女に嘘をついたのは ― そうするつもりはなかったが ―」
まとめ
横棒には「ー」「─」「━」「‐」「―」など複数の種類があり、用途や文脈によって使い分けが必要です。
特にWordやPowerPointで資料を作るときは、正しい横棒を選ぶことで文書の見栄えや意味がぐっと伝わりやすくなります。
ぜひ今回の「横棒の読み方と使い分け」を意識して、スッキリとした表現に役立ててください。











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