【完全解決】日本年金機構・E-govの電子公文書が開けない!IEモードでも開けない原因と対処法を徹底解説

E-gov 電子申請 IEモードで開けない
  1. 【結論】Edge最新版ではIEモードの設定方法が変更されました
  2. なぜ電子公文書が開けなくなったのか?3つの原因
    1. 原因1:Microsoft Edgeのバージョンアップによる仕様変更
    2. 原因2:IEモードの設定場所が変更された
    3. 原因3:XMLファイルの特性とブラウザの互換性
  3. 【最新版】電子公文書を開くための完全対処法
    1. 対処法1:Edge最新版でIEモードを有効化する(推奨)
      1. ステップ1:ツールバーにIEモードボタンを表示する
      2. ステップ2:e-govのURLをIEモードで開くサイトリストに登録する
      3. ステップ3:公文書を開く
    2. 対処法2:従来の設定方法を試す(バージョン140以前)
    3. 対処法3:Macユーザー向け – Safariで開く方法
    4. 対処法4:メモ帳で内容を確認する(緊急時)
  4. それでも開けない場合のトラブルシューティング
    1. チェック1:Edgeのバージョンを確認する
    2. チェック2:ブラウザのキャッシュとCookieをクリアする
    3. チェック3:Windows Updateを確認する
    4. チェック4:ファイルが正しく解凍されているか確認
  5. 企業・組織でまとめて対応する方法(管理者向け)
    1. グループポリシーでIEモードを一括設定する手順
    2. エンタープライズサイトリスト(XML)の作成方法
  6. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:IEモードはいつまで使えますか?
    2. Q2:毎回IEモードで開く必要がありますか?
    3. Q3:Google ChromeやFirefoxでは開けませんか?
    4. Q4:公文書をPDFやExcelに変換できますか?
    5. Q5:スマートフォンやタブレットで開けますか?
    6. Q6:会社のPCでグループポリシーが設定されている場合は?
  7. 【補足】XML公文書とは?なぜ特殊な開き方が必要なのか
    1. XMLファイルの特徴
    2. なぜEdgeのIEモードが必要なのか
  8. 今後の展望:IEモード終了後はどうなる?
  9. まとめ:電子公文書が開けない問題の解決手順
    1. 【最優先】まずこれを試してください
    2. 【次に試す】上記で解決しない場合
    3. 【最終手段】どうしても開けない場合
  10. 関連情報・公式リンク
  11. 最後に

【結論】Edge最新版ではIEモードの設定方法が変更されました

2025年11月以降、Microsoft Edgeのバージョン141以降にアップデートされた方から「IEモードで公文書が開けない」という問題が多発しています。

従来のPDFマニュアル通りに設定しても開けない理由は、Edgeの仕様が大幅に変更されたためです。メニューから「Internet Explorerモードで再度読み込む」が完全に消えてしまいました。

しかし、解決方法は存在します。本記事では、最新のEdgeでも電子公文書を確実に開く方法を、図解と共にわかりやすく解説します。

なぜ電子公文書が開けなくなったのか?3つの原因

原因1:Microsoft Edgeのバージョンアップによる仕様変更

2025年10月~11月にかけて、Microsoft EdgeがバージョンV141.0.3537.57以降にアップデートされました。このアップデートにより、従来メニューバーに表示されていた「Internet Explorerモードで再度読み込む」ボタンが廃止されました。

これにより、e-govや日本年金機構の公式PDFマニュアル(iemode_koubunsho_read_zantei.pdf)に記載されている手順では、公文書を開くことができなくなりました。

 

原因2:IEモードの設定場所が変更された

従来は「設定」→「既定のブラウザー」から簡単に設定できましたが、バージョン142以降では「外観」→「ツールバー」内に設定が移動しました。この変更により、多くのユーザーがIEモードの有効化に苦労しています。(※ここの設定ごとなくなっている場合もあります)

原因3:XMLファイルの特性とブラウザの互換性

日本年金機構やe-govから送付される電子公文書はXML形式で作成されており、XSLTスタイルシートを使用して表示されます。この表示方式は、Internet Explorerの技術に依存しているため、通常のブラウザでは正しく表示できません。

 

【最新版】電子公文書を開くための完全対処法

対処法1:Edge最新版でIEモードを有効化する(推奨)

バージョン141~142以降のEdgeをお使いの方は、この方法が最も確実です。

ステップ1:ツールバーにIEモードボタンを表示する

  1. Microsoft Edgeを開く
  2. 右上の「…」(設定など)をクリック
  3. 「設定」を選択
  4. 左側メニューから「外観」をクリック
  5. 「ツールバー」セクションを探す
  6. 「Internet Explorerモード(IEモード)」のスイッチをオンにする
  7. Edgeを再起動する

この設定により、ツールバーに「IEモードで開く」ボタンが表示されるようになります。

その項目がない場合は、下記を参照してください。

ステップ2:e-govのURLをIEモードで開くサイトリストに登録する

  1. Microsoft Edgeの「設定」を開く
  2. 左側メニューから「既定のブラウザー」を選択
  3. 「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を「許可」に変更
  4. 「再起動」ボタンをクリック(必ず再起動してください)
  5. 「Internet Explorerモードページ」セクションの「追加」ボタンをクリック
  6. 公文書を開いた際のURLをコピーして入力(例:https://shinsei.e-gov.go.jp/…)
  7. 「追加」をクリック

ステップ3:公文書を開く

  1. e-govまたは日本年金機構のサイトで公文書をダウンロード
  2. ZIPファイルを右クリック→「すべて展開」を選択
  3. 展開されたフォルダ内のXMLファイルを右クリック
  4. 「プログラムから開く」→「Microsoft Edge」を選択
  5. ツールバーの「IEモードで開く」ボタンをクリック

これで電子公文書が正しく表示されます。

対処法2:従来の設定方法を試す(バージョン140以前)

まだEdgeのバージョンが140以前の場合は、従来の方法で対応可能です。

  1. 公文書をMicrosoft Edgeで開く
  2. URL欄に表示されているアドレスをコピーする
  3. Edgeの右上「…」から「設定」を選択
  4. 「既定のブラウザー」を選択
  5. 「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を「許可」に設定
  6. 「Internet Explorerモードページ」の「ページの追加」をクリック
  7. コピーしたURLを入力して「追加」
  8. 元のページに戻り、F5キーでページを更新

対処法3:Macユーザー向け – Safariで開く方法

Macをお使いの方は、SafariでXML公文書を開くことができます。

  1. Safariのメニューから「環境設定」を選択
  2. 「詳細」タブをクリック
  3. 「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを入れる
  4. メニューバーの「開発」→「ユーザーエージェント」→「Safari — iOS 14.0 — iPhone」を選択
  5. 公文書のXMLファイルをSafariで開く
  6. 「表示」→「テキストエンコーディング」→「Unicode (UTF-8)」を選択

対処法4:メモ帳で内容を確認する(緊急時)

どうしても上記の方法で開けない場合、最低限内容を確認したい場合の方法です。

  1. XMLファイルを右クリック
  2. 「プログラムから開く」→「メモ帳」を選択
  3. テキスト形式で内容が表示されます(見づらいですが、内容確認は可能)

 

それでも開けない場合のトラブルシューティング

チェック1:Edgeのバージョンを確認する

  1. Edgeのメニュー「…」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」をクリック
  2. バージョン番号を確認(例:バージョン 142.0.3568.50)
  3. 141以降の場合、対処法1の手順を再確認

チェック2:ブラウザのキャッシュとCookieをクリアする

  1. Edgeの「設定」→「プライバシー、検索、サービス」を開く
  2. 「閲覧データをクリア」の「クリアするデータの選択」をクリック
  3. 「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
  4. 「今すぐクリア」をクリック
  5. Edgeを再起動して再度試す

チェック3:Windows Updateを確認する

Edgeの動作には最新のWindowsアップデートが必要な場合があります。

  1. 「設定」→「Windows Update」を開く
  2. 「更新プログラムのチェック」をクリック
  3. 利用可能な更新があればインストールする
  4. 再起動後、再度公文書を開いてみる

チェック4:ファイルが正しく解凍されているか確認

ZIPファイルを必ず「すべて展開」で解凍してください。ダブルクリックで開いただけでは、一時的なプレビュー状態でファイルが開きません。

  1. ZIPファイルを右クリック
  2. 「すべて展開」を選択(重要!)
  3. 展開先を指定して「展開」をクリック
  4. 展開されたフォルダ内のXMLファイルを開く

 

企業・組織でまとめて対応する方法(管理者向け)

社内で複数のPCに一括設定したい場合は、グループポリシーを使用する方法が効率的です。

グループポリシーでIEモードを一括設定する手順

  1. ローカルグループポリシーエディターを開く(gpedit.msc)
  2. 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Microsoft Edge」を選択
  3. 「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を「有効」に設定
  4. 「エンタープライズモードサイトリストを構成する」を有効化
  5. サイトリストのXMLファイルパスまたはURLを指定
  6. グループポリシーを更新(gpupdate /force)

エンタープライズサイトリスト(XML)の作成方法

複数のサイトをIEモードで開く場合、XMLファイルでサイトリストを管理できます。

  1. Edge で「edge://compat/enterprise」にアクセス
  2. Enterprise Site List Manager を開く
  3. e-govのURLを追加(例:https://shinsei.e-gov.go.jp)
  4. XMLファイルとしてエクスポート
  5. 社内の共有フォルダやWebサーバーに配置
  6. グループポリシーで全PCに配信

よくある質問(FAQ)

Q1:IEモードはいつまで使えますか?

A:MicrosoftはIEモードのサポートを2029年まで継続すると発表しています。ただし、長期的にはIEモードに依存しない仕組みへの移行が推奨されています。

Q2:毎回IEモードで開く必要がありますか?

A:「既定のブラウザー」の「Internet Explorerモードページ」にURLを登録すれば、そのサイトは自動的にIEモードで開くようになります。一度設定すれば、以降は手動操作不要です。

Q3:Google ChromeやFirefoxでは開けませんか?

A:残念ながら、e-govや日本年金機構のXML公文書はIEモードを持つEdgeまたはSafari(Mac)でのみ正常に表示できます。ChromeやFirefoxでは、XMLのソースコードが表示されるだけで、書類形式では表示されません。

Q4:公文書をPDFやExcelに変換できますか?

A:直接的な変換機能はありませんが、以下の方法で対応できます:

  • PDF化:IEモードで正しく表示された状態で、Edgeのメニューから「印刷」→「PDFに保存」を選択
  • データ取り込み:一部のXML公文書には、Excelで読み込めるCSVデータが含まれている場合があります。年金機構の「増減内訳書」などは、Excelの「データの取り込み」機能でXMLから直接取り込み可能です

Q5:スマートフォンやタブレットで開けますか?

A:残念ながら、モバイル版のEdgeやSafariでは正常に表示できません。PC版のブラウザ(Windows版EdgeまたはMac版Safari)が必要です。

Q6:会社のPCでグループポリシーが設定されている場合は?

A:企業の管理者がグループポリシーでIEモードを制限している場合、個人で設定を変更できない可能性があります。その場合は、社内のIT部門やシステム管理者に相談してください。管理者側でエンタープライズサイトリストにe-govのURLを追加してもらう必要があります。

 

【補足】XML公文書とは?なぜ特殊な開き方が必要なのか

e-govや日本年金機構から送付される電子公文書はXML(Extensible Markup Language)形式で作成されています。

XMLファイルの特徴

  • 構造化データ:データと表示方法が分離されている
  • XSLTスタイルシート:表示形式を定義するスタイルシートが埋め込まれている
  • ブラウザ依存:XSLTの処理方式がブラウザによって異なる
  • IE技術依存:日本年金機構のXMLは、IEの技術仕様に準拠して作成されている

なぜEdgeのIEモードが必要なのか

通常のブラウザ(EdgeやChrome)は、セキュリティ上の理由から一部のXSLT機能を制限しています。しかし、IEモードではInternet Explorerの互換エンジンが動作するため、従来通り公文書を正しく表示できます。

 

今後の展望:IEモード終了後はどうなる?

MicrosoftはIEモードのサポートを2029年まで継続しますが、それ以降は以下のような対応が予想されます:

  • e-gov側のシステム更新:モダンブラウザで表示可能なPDF形式やHTML形式への移行
  • 専用ビューアーアプリの提供:電子公文書専用の表示ソフトウェアの配布
  • クラウドビューア:ブラウザの種類に依存しないWebベースの表示システム

ただし、当面はIEモードを使用した閲覧が標準的な方法として継続されます。

まとめ:電子公文書が開けない問題の解決手順

本記事で解説した内容を、優先順位順にまとめます。

【最優先】まずこれを試してください

  1. Edgeのバージョンを確認(141以降かどうか)
  2. 「外観」→「ツールバー」でIEモードボタンを表示(ない場合はスキップしてOK)
  3. 「既定のブラウザー」でIEモードを許可に設定
  4. e-govのURLをIEモードページリストに追加
  5. ZIPファイルを「すべて展開」で解凍(重要)
  6. XMLファイルをEdgeで開き、IEモードボタンをクリック

【次に試す】上記で解決しない場合

  1. ブラウザのキャッシュとCookieをクリア
  2. Windows Updateを実行
  3. Edgeを最新版にアップデート
  4. PC再起動後に再試行

【最終手段】どうしても開けない場合

  1. メモ帳でXMLファイルを開いて内容確認(見づらいが可読可能)
  2. 別のPCで試す
  3. e-govまたは日本年金機構のヘルプデスクに問い合わせ
  4. 社内IT部門に相談(会社PCの場合)

関連情報・公式リンク

最後に

2025年11月のEdgeアップデート以降、多くの方が電子公文書の閲覧で困っています。本記事で紹介した最新の対処法を試せば、開けるようになります。

特に重要なのは、「外観」→「ツールバー」でIEモードボタンを表示させることです。この設定が新しく追加されたため、従来のマニュアルには記載されていません。

それでも解決しない場合は、本記事のトラブルシューティングセクションを順番に確認してください。ほとんどのケースは、ZIPファイルの解凍方法やブラウザ設定の見落としが原因です。

今後もEdgeのアップデートにより設定方法が変更される可能性がありますが、基本的な考え方は「IEモードを有効化してXML公文書を開く」ということです。

この記事が、電子申請で困っている皆様のお役に立てれば幸いです。

著者
古見遊 正

流通業で働きながら、2005年からWindowsを使い続けている80年代生まれのサラリーマン。ExcelとPowerPointを極め、仕事の効率化を追求中。苦手だったWordも克服中!Excelを使いこなせるだけで周囲から『神扱い』されるけれど、そのせいで『システムに詳しい人』だと勘違いされがち。でも、それが新しい知識を得るきっかけになった。そんな経験を活かして、Excel・PowerPoint・Word・Windowsの時短ワザ&仕事術を発信中!

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